食いっぱぐれないIT資格はある？【結論：最強のIT資格はない】

新しい技術が次々と生まれ、変化の激しいIT業界。

今後も安定した生活を送るために、食いっぱぐれないIT資格を探していませんか？

先にお伝えすると、残念ながら食いっぱぐれない最強のIT資格はないです。

そんな今回は、食いっぱぐれないIT資格がない理由を解説していきます。

また、エンジニアとして食いっぱぐれない方法も紹介するので、IT業界で長く働きたい人はぜひ参考にしてくださいね。

食いっぱぐれないIT資格はない理由

改めてお伝えすると、食いっぱぐれないIT資格はないです。

この章では、食いっぱぐれないIT資格がない理由を3つ解説します。

IT技術の変化は早い

IT技術の変化は早いため、知識やスキルのアップデートが必要です。

IT業界では、数年前に最先端であったツールや言語が、すぐに時代遅れとなるケースも少なくありません。

そのため、今日まで有効だったスキルが、明日には古くて使えないと言われる可能性もあります。

変化の激しいIT業界では、日々学び続ける姿勢がとても大切になってきます。

今後もエンジニアとして長く働くなら、自分のスキルや知識もアップデートしていきましょう。

ITエンジニアは資格がなくてもできる

ITエンジニアは、資格がなくても働けます。

弁護士や医師のように、仕事をするのに必ずしも資格が必要ではないからです。

エンジニアは、努力すれば誰でもなれます。

IT資格にこだわらず、現場で役立つスキルや技術を磨いていく方が大切です。

IT業界は資格より実務が優先

IT業界では、資格よりも実務が優先されます。

IT資格をたくさんもっていても、実際に仕事ができなければ意味はないからです。

そのため、エンジニアは資格より、以下のような実務経験の方が評価されます。

IT業界では、実務経験を重視するため、資格はそれほど重要ではありません。

食いっぱぐれないためにも、さまざまなプロジェクトに参加して、実務経験を積んでいきましょう。

ちなみに、今の会社でスキルが身についていないなら、早めの転職をおすすめします。

マイナビIT AGENT やGeeklyであれば、あなたの希望にあった会社を紹介してくれるため、ぜひ相談してみてください。

食いっぱぐれない可能性があるIT資格

IT業界の中でも、これから伸びていく分野の資格は役に立ちます。

ただし、誰でも取れるような入門資格ではなく、難易度の高い資格でなければなりません。

そんな本章では、食いっぱぐれない可能性があるIT資格を紹介します。

AI・データサイエンティスト向けの資格

エンジニアの中でも、AI・データサイエンティストの需要は高まっています。

近年、さまざまな分野でAIやビッグデータの活用が進んでおり、人材が不足しているためです。

またIT業界だけじゃなく、製造業や不動産、官公庁など、多くの業界からも必要とされています。

IT技術が進化していくなか、AI・データサイエンティストは、今後もさまざまな業界で必要不可欠な存在です。

今後、AI・データサイエンティストを目指すなら、以下のような難易度が高い資格の取得をおすすめします。

資格	身につくスキル
データベーススペシャリスト	データベースに関する最難関の国家資格
E資格	機械学習・ディープラーニング知識・技術
統計検定（1級）	統計学に関する知識やスキル
オラクルマスター（Platinum）	データベースの構築・管理・運用

今のうちから、AI・データサイエンティスト向けの資格を持っていると、エンジニアとしての市場価値も上がりますよ。

AIエンジニアやデータサイエンティスト向けのIT企業をランキングでまとめた記事もあるので、ぜひチェックしてください。

クラウドエンジニア向けの資格

クラウドエンジニアは、需要も高く将来性があります。

なぜなら、ITシステムをオンプレミスからクラウドへ移行する企業が増えているからです。

また、テレワークを推奨する会社も増え、業務システムのクラウド化もますます進んでいます。

今後もクラウド化を進める企業は増えていくため、クラウドエンジニアの役割は重要になってくるでしょう。

これから、さらに需要が高まるクラウドエンジニアとして活躍するなら、以下の資格取得がおすすめです。

資格	身につくスキル
LinuCレベル3	Linuxでのシステム計画・構成・設計・構築・実装
AWS認定 Solution Architect Professional	AWSでのクラウドシステムの設計・移行・コスト管理・改善
Microsoft Azure Developer Associate	Microsoft Azureでの設計・構築・テスト・保守
Google Cloud Professional Cloud Architect	Google Cloudでの設計・開発・管理

今までのエンジニア経験を活かして、クラウドエンジニアになることもできますよ。

セキュリティエンジニア向けの資格

サイバー攻撃から情報を守るセキュリティエンジニアの需要は、年々高まっています。

IT技術が発展するにともなって、ハッキングやサイバー攻撃の手口もどんどん複雑になっているためです。

一般企業や政府機関でも、機密情報や個人情報が流出しないよう、セキュリティ対策の強化に力を入れています。

現在の日本は、セキュリティ人材が不足しているため、今後も売り手市場が続くでしょう。

ますます需要が高まるセキュリティエンジニアを目指すなら、以下の資格取得がおすすめです。

資格	身につくスキル
情報セキュリティマネジメント	組織内の情報セキュリティ知識と技術
情報処理安全確保支援士	専門的なセキュリティ知識と技術
CCIE Security	ネットワーク・クラウド・コンテンツセキュリティ知識

セキュリティエンジニアは、IT技術者の中でも専門的な職種のため、年収UPも狙えますよ。

サイバーセキュリティ会社ランキングを一覧で紹介している記事もあるので、ぜひご覧ください。

食いっぱぐれないためにITエンジニアがやること

食いっぱぐれないエンジニアになるためには、どうしたらいいのでしょうか？

本章では、食いっぱぐれないためにITエンジニアがやることを3つ紹介します。

将来性の高い優良企業で働く

将来性の高い優良企業で働きましょう。

IT業界の中にはブラック企業も多くあるため、会社選びがとても大切になってきます。

自社サービスの開発や運営、過去3年間で売上が順調に成長している会社などは、将来性が高いと言えるでしょう。

また、実際に将来性の高い優良IT企業をいくつかご紹介します。

会社名	年収
ソニーグループ	1,085万
日立製作所	897万
野村総合研究所	1,232万
伊藤忠テクノソリューションズ	941万
NTTデータ	852万
Zホールディングス	1,074万
トレンドマイクロ	941万
日本電信電話	952万
電通国際情報サービス	1,057万
日本オラクル	1,121万

食いっぱぐれないITエンジニアになるには、会社選びがとても大切です。

将来性の高いIT業界のホワイト優良企業ランキングを紹介している記事もあるので、ぜひご覧ください。

先端技術が身につく会社で働く

先端技術が身につく会社で働きましょう。

変化の早いIT業界で長く働くには、先端技術を常に学び続ける必要があるからです。

会社の規模より、以下のような先端技術を学べる環境がある企業を選びましょう。

どこの会社からも求められる先端技術を若いうちから身につけておくことで、エンジニアとして長く活躍できるでしょう。

もし1人での会社選びが不安なら、マイナビIT AGENT やGeeklyに相談してみてください。

先端技術にかかわれる、将来性のある優良企業を紹介してくれますので。

副業をして他の収入源を作る

副業をして、本業以外に他の収入源を作っておくと安心です。

会社員で収入源を一つしか持っていないと、急なリストラや会社が倒産したときに、生活が厳しくなります。

最近はクラウドソーシングサービスで、以下のようなエンジニアのスキルを活かした仕事が受けられます。

今の時代、副業は当たり前になっています。

ITエンジニアなら、本業とは別の収入源も作りやすいです。

食いっぱぐれないためにも、スキルを活かして他の収入源も作っておきましょう。

【まとめ】食いっぱぐれないIT資格はない

今回は、食いっぱぐれないIT資格はあるのか？について解説しました。

改めてお伝えすると、食いっぱぐれないIT資格はありません。

とはいえ、ITエンジニアとして食いっぱぐれないためにやれることはあります。

食いっぱぐれないためにも、会社選びはとても重要です。

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