入ってはいけないIT企業の特徴と避ける方法！ITホワイト企業も紹介

将来性が高く、就職・転職先として人気のIT業界。

しかし、入ってはいけないIT企業もあるので注意が必要です。

ブラックなIT企業に入ってしまうと、あなたのキャリアが台無しになってしまいます。

そんな今回は、入ってはいけないIT企業の特徴を解説。

また、入ってはいけないIT企業を避ける方法も紹介します。

就活・転職を失敗せず、ホワイトなIT企業に入りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

入ってはいけないIT企業の特徴

本章では、入ってはいけないIT企業の特徴5つを紹介します。

新卒・未経験のIT研修がない

入ってはいけないIT企業の特徴1つ目は、新卒・未経験向けのIT研修がないことです。

IT業界には、未経験・文系歓迎にもかかわらず研修が一切ない会社もあります。

IT企業に転職・就職するときは、必ず研修が充実した会社を選びましょう。

具体的には、以下のポイントを確認してみてください。

研修がひどい会社に入らないためにも、必ず期間、内容を確認するようにしましょう。

4次請け以下の下請けIT企業

4次請け以下のIT企業は、避けるようにしましょう。

IT業界はピラミッド型の多重下請け構造のため、下請けになるほど年収は低く、立場が悪いからです。

下請けすぎるIT企業で働くデメリットは、以下のとおり。

とくに、IT業界は入る会社によって、平均年収が大きく変わります。

下請けのIT企業では、仲介する会社に利益を抜かれるため、エンジニアの給料が減らされるからです。

エンジニアとしてキャリアを歩んでいくなら、3次請け以上の会社へ入社するようにしましょう。

新卒3年以内の離職率が30％以上

新卒3年以内の離職率が30%以上あるIT企業も、入ってはいけない会社の1つです。

IT業界の新卒3年以内の離職率は27.9%のため、30％を超える会社は何か問題がある会社の可能性があります。

具体的には、新卒の離職率が30%を超えるIT企業ほど、次のような環境の可能性が高いです。

IT業界には、新卒の離職率が10%未満の優良企業もたくさんあります。

会社選びの際は、離職率も忘れずチェックするようにしましょう。

事務やコールセンターに派遣される会社

IT企業の中には、エンジニアと関係ない仕事に派遣する会社があります。

具体的には、次のような仕事です。

IT企業とは名ばかりで、ただの派遣会社があります。

このような会社に入社してしまうと、エンジニアとしてのキャリアが台無しになるため注意してください。

IT企業をを探すときは、プログラミングやインフラ構築ができる会社を選びましょう。

研修内容だけでなく、「実務」にも注意して会社を探してくださいね。

ロースキルの仕事しかできない会社

ロースキルの仕事しかできないIT企業では、エンジニアとして成長できません。

はっきり言って、ロースキルの仕事は、IT未経験の若手からでもできる仕事です。

もし、ロースキルの仕事しかできないIT企業に入ってしまった場合、次のようなデメリットがあるので注意しましょう。

エンジニアは、最初の入り口が大切です。

将来的に活躍し続けられるエンジニアになるためには、成長できる会社を選びましょう。

以下のIT転職・就活エージェントであれば、スキルが身につく、将来性の高いIT企業を紹介してくれますよ。

入ってはいけないIT企業を避ける方法

では、入ってはいけないIT企業を避けるにはどうすれば良いのでしょうか。

この章では、3つの避け方を紹介します。

IT転職・就活エージェントを使う

入ってはいけないIT企業を避けるのにもっとも確実な方法は、IT転職・就活エージェントを使うことです。

IT転職・就活エージェントは、専任のアドバイザーが希望にあった会社を紹介してくれるサービス。

ブラック企業を避けて、将来性のあるホワイトIT企業をを教えてくれます。

また、転職・就活エージェントは、一度登録すればオファーを待つだけ。

仕事や学業で忙しい方でも、効率的に優良企業へアプローチできます。

登録は5分ほどで終わり、無料で利用できるので、この機会に行動していきましょう。

就職四季報・有価証券報告書をチェックする

入ってはいけないIT企業を見極めるには、就職四季報や有価証券報告書も役に立ちます。

就職四季報は、さまざまな会社のデータが、中立的な立場からまとめられた企業情報誌です。

平均年収、残業、離職率などがまとめられており、会社のリアルな情報を把握できます。

また、上場企業を調べるときは、有価証券報告書も必ずチェックしておきましょう。

企業の業績や年収がわかるため、会社の将来性を判断できます。

少し手間はかかりますが、しっかり調べれば後悔のない転職・就職につながりますよ！

口コミ・評判サイトを確認する

入ってはいけないIT企業を避けるには、口コミ・評判サイトも有効です。

口コミ・評判サイトには、その会社の現役社員や辞めた人のリアルな意見が書かれています。

会社の実情が見えるため、入ってはいけないIT企業かどうか判断するのに役立つでしょう。

おすすめの口コミ・評判サイトは、2つです。

上記2社は口コミ件数が多く、さまざまな会社の評判を見られます。

評価が3以下の場合はブラック企業の可能性が高いので、気になる会社の評判を確認してみてください。

入ってはいけないIT企業でよくある質問

入ってはいけないIT企業を知りたい人のよくある質問をまとめてみましや。

IT企業のホワイトランキングは？

IT企業のホワイトランキング上位10社はこちらです。

順位	会社名	平均年収
1位	ソニーグループ	1,085万
2位	日立製作所	897万
3位	野村総合研究所	1,232万
4位	伊藤忠テクノソリューションズ	941万
5位	NTTデータ	852万
6位	Zホールディングス	1,074万
7位	トレンドマイクロ	941万
8位	日本電信電話	952万
9位	電通国際情報サービス	1,057万
10位	日本オラクル	1,121万

また、IT業界ホワイト優良企業ランキングの記事では、大手IT企業80社をさまざまな項目でランキングにまとめています。

残業や離職率が低いホワイトIT企業をランキングでまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

IT企業の中小ランキングは？

IT企業の中小ランキングは、以下のとおりです。

順位	会社名	平均年収
1位	トヨタシステムズ	692万
2位	QTnet	679万
3位	サーバーワークス	689万
4位	ビジネスブレイン太田昭和	699万
5位	クレスコ	653万
6位	三井E＆Sシステム技研	693万
7位	ラック	644万
8位	日立システムズエンジニアリングサービス	671万
9位	インテック	653万
10位	クオリカ	679万

中小IT企業は、システム開発の下流工程を担っているケースが多いです。

プログラミングや運用保守がメインの仕事になります。

中小のホワイト優良企業をもっと知りたい方は、ぜひ「中堅SIerランキング」をご覧ください。

新卒が絶対に入ってはいけないIT企業は？

新卒からIT企業を目指すなら、なるべくIT派遣やSESの会社は避けましょう。

はっきり言って、IT派遣やSESの会社は中途の未経験でも入れるからです。

せっかくの新卒ブランドを、IT派遣やSESの会社で使うのはもったいないです。

新卒でエンジニアになるなら、大手SIerや自社開発のWeb系がおすすめ。

新卒はポテンシャル採用があり、プログラミング未経験でも比較的入りやすいです。

なかには、新卒しか採用していない会社もあるので、ぜひチャレンジしてみてください。

【まとめ】入ってはいけないIT企業を避けよう

本記事では、入ってはいけないIT企業の特徴と避ける方法を解説しました。

あらためて、入ってはいけないIT企業の特徴をまとめます。

上記のような会社に入ってしまうと、職場の環境が悪かったりスキルが身につかず、エンジニアとして活躍できません。

会社選びの際は以下の方法でしっかり確認し、避けるようにしましょう。

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