IT企業に就職するのは難しい？入社難易度が高い&低い会社を紹介

専門的なスキルや知識が求められるIT業界。

そのため、IT企業に就職するのは難しいと思っているのではないでしょうか？

まずは結論ですが、IT企業に就職するのは難しくありません。

正確には、大手や有名企業を狙わず、会社を選ばなければIT企業に就職するのは難しくないです。

そんな今回は、IT企業に就職するのは難しいのか？という疑問にお答えしつつ、

入社難易度の高い会社・低い会社について解説します。

IT企業に就職するのは難しい？

改めてお伝えすると、IT企業への就職は難しくないです。

この章では、IT企業に就職するのが難しくない理由3つを解説します。

IT業界は人手不足が深刻

IT業界は人手不足が深刻なため、多くの会社がエンジニアを積極的に採用しています。

実際、2030年には最大で約79万人ものIT人材が不足するという報告も。

また、情報処理推進機構（IPA）の調査では、90%以上のIT企業がエンジニア不足と回答しています。

このように、IT業界はエンジニアが圧倒的に足りていない状況です。

エンジニアを求めているIT企業はたくさんあるため、会社を選ばなければ就職するのも難しくありません。

IT業界の求人数は増えている

デジタル化の対応やエンジニア不足のため、IT業界の求人数は増えています。

Geeklyの調査では、2023年1〜3月のIT関連の求人数は、前年比137％の増加です。

また、業種を問わずIT求人は増えていますが、

流通・小売・化学などの事業会社（非IT企業）の求人数が前年比の188％ともっとも伸びています。

あらゆる業界でIT技術が必要とされるため、エンジニアを募集する一般企業は今後も増えていきます。

求人数が増えているため、今まで以上にあなたの希望にあった会社と出会うチャンスがありますよ。

IT未経験・文系を採用する会社は多い

先入観から、IT業界は理系じゃなければ難しいと思っていませんか？

実際は、未経験エンジニアや文系を採用するIT企業は多いです。

レバテックの調査によると、IT未経験を採用している会社は約70％もあります。

またIT人材白書の調査では、IT業界で活躍している人のうち約30％が文系出身でした。

IT業界の人手不足により、未経験のエンジニアを採用し、自社で教育する会社が増えています。

そのため、未経験や文系の人でもIT企業に就職しやすくなっているのです。

IT業界の転職・就職を無料で支援してくれる、エージェントサービスを活用しましょう。

専任のアドバイザーが、IT企業の紹介から書類選考、面接までをサポートしてくれます。

少しでもIT企業への転職・就職を考えたなら、登録して話だけでも聞いておくのがいいですよ。

IT企業で就職が難しい会社

IT企業に就職すること自体は難しくありませんが、会社によって難易度は違います。

だれでも名前を知っている大手や有名企業は、就職の難易度は高いです。

そんな本章では、IT企業で就職が難しい会社の実例を出しつつご紹介します。

Web系メガベンチャー企業

就職の難易度が高いIT企業の代表は、Web系メガベンチャーです。

人気の高いWeb系メガベンチャー企業は、以下のとおり。

メガベンチャーとは、新しいビジネスを展開するベンチャー企業が成長し、規模が大きくなった会社のこと。

Web系メガベンチャー企業が人気の理由は、実力を重視する傾向があり、若手が活躍できます。

また働き方の自由度が高く、テレワークやフレックス制を採用し、福利厚生が充実しているのも人気な理由です。

Web系のIT企業ランキングを紹介した記事もあるので、あわせてご覧ください。

外資系IT企業

外資系のIT企業も就職の難易度は高いです。

とくに、世界でも有名なIT企業の日本法人は、超高難度だと思っていいでしょう。

外資系のIT企業は、成果重視が基本。

そのため、即戦力となる人材を採用する傾向が強いです。

はっきり言って、IT未経験や文系の合格はむずかしいです。

以下のようなプログラミングスクールでスキルを身につけ、アピールポイントをつくりましょう。

大手SIer（元請け・プライム企業）

大手SIer（元請け・プライム企業）は日本を代表するIT企業が多く、競争率は高いです。

IT業界は以下のような多重下請け構造になっているため、上の立ち位置である大手SIerは待遇がよくなります。

またIT業界は派遣ばかりといわれますが、客先常駐なしで働くことができるのも人気な理由です。

ただし、大手SIerはWeb系メガベンチャーや外資系IT企業よりは、就職の難易度は低めです。

そもそもの採用人数が多く、文系のポテンシャル採用枠もあります。

しっかりとした対策をすれば、内定を勝ち取れる可能性は高いです。

どういった対策が必要かわからなかったり、1人で不安ならIT転職・就活エージェントに相談するのも方法ですよ。

。

IT企業で就職しやすい会社

では、どういったIT企業なら就職が難しくないのでしょうか？

わかりやすくお伝えすると、客先常駐しかないIT企業は就職しやすいです。

この章では、IT企業で就職しやすい会社を紹介します。

3次請け以下の中小SIer

ねらい目なのが、3次請け以下の下請け中小SIerです。

3次請け以下の中小SIerは、募集人数が多いにも関わらず、知名度がなく応募者を集めるのに苦労しています。

そのため、IT未経験や文系でも、ポテンシャルで採用している会社は多いです。

中小SIerの例をいくつか挙げると、以下のとおりです。

平均年収が600万を超える上場企業も多くあるため、3次請け以下の中小SIerはねらい目ですよ。

ただし、中小SIerのなかには「給料が安すぎる」「残業が多すぎる」ブラック企業もあるので注意しましょう。

SES（システムエンジニアリングサービス）の会社

IT業界の中でもっとも就職しやすいのが、SES（システムエンジニアリングサービス）の会社です。

SES企業とは、客先にエンジニアを派遣するサービスをおこなう会社のこと。

IT業界の多重下請け構造の中で一番下に位置していて、IT派遣や客先常駐の会社とも呼ばれています。

SES企業に就職しやすい理由は、応募時に高いスキルが求められないからです。

必要なスキルは入社後の研修で身につければいいと考えているため、IT未経験や文系でも採用してもらえます。

ただし、SES企業に就職するなら会社選びは重要です。

SES企業はブラックな会社も多く、「研修がない」「給料が上がらない」「ITスキルが身につかない」という声もあります。

もちろん、SESのホワイトな優良企業もあるため、会社は慎重に選びましょう。

会社選びに失敗したくなければ、IT転職・就活エージェントに登録して、専門家にサポートしてもらってくださいね。

IT企業に就職する方法

IT企業に就職するなら、IT転職・就活エージェントを使いましょう。

ここまで解説してきたとおり、IT企業は会社によって難易度が大きく異なります。

人気のある大手IT企業では高いスキルが求められるので、未経験の人が就職するのはかなり難しいです。

逆に、就職しやすい会社のなかには、ブラック企業も多いので注意しなければいけません。

IT転職・就活エージェントを使えば、厳選された優良企業を紹介してもらえます。

IT業界に特化した専任のアドバイザーがキャリア相談に乗ってくれるので、未経験の人でも安心です。

「IT企業に就職するのは難しいかも…」とあきらめる必要はありません。

IT転職・就活エージェントを使って、あなたが活躍できる会社を見つけてくださいね。

【まとめ】就職難易度はIT企業によって違う

今回は、IT企業は就職が難しいのかを解説しました。

改めて結論をお伝えすると、IT企業の就職難易度は会社によって違うということです。

IT企業で就職が難しいのは、次の会社です。

逆に、難易度が低いIT企業は次の2つ。

IT企業に就職するときに大切なのは会社選びです。

IT転職・就活エージェントを使って、理想のキャリアを築ける会社を見つけましょう。